店長 : 北陸高速、朝9時までの通勤割引に、間にあわせようと、そそくさと支度して出発しました。
米つぶ : 朝9時の開店には、めったに間に合わなくても、遊びとなると違いますね。
店長 : 糸魚川から、走ること2時間30分、225キロメートルで永平寺につきました。
途中パトカーを、追い越したり、写真の美川の看板に驚いたりしながらも、
まずまずの、ペースで走り切りました。
永平寺に、近ずくとやたらと「ごま豆腐」の看板が立ち並び、これを食わなきゃ帰れないとばかり
門前にて、そばとごま豆腐を、いただいて腹ごしらえです。
永平寺の門の前に、12時に立ち、入山のこころえを、確認して少々気兼ねしながら、入れてもらいました。
入山料は、一人500円、良心的な料金に、ほっとしながら中へ
入ったところで、修行僧から永平寺の謂れや建物、修行の説明を受け、合掌をして、さらに中へ
最初の見学場所は、傘松閣(さんしょうかく)の絵天井の大広間(156畳敷き)、絵天井は昭和5年当時の、著名な画家144名による230枚の花や鳥を中心に描かれた美しい色彩画です。
この懸軸は、達磨さんでしょうか? ここは、ストロボ禁止なんで、ちょっと写りがくらいですね。
携帯の待ち受け画面に、したかったんだけどできなかった。 残念。
これは、長さ5メートルのすりこぎ、精進料理のごますり用には、ちょっと重たすぎですが
自分の身を削って、他人に奉仕いたします。
よく見ると、すりこぎの割れ目に、御賽銭が挟まっています。
山門の両側には、仏教の守護神である四天王が、安置されてます。
さらに、正面の両柱には、ここは出家修行の道場であり 家風は、すこぶる厳格である。
救道心のある者のみ、この門をくぐるがよい。 と言う看板があります。
私も、この山門を、くぐってみようかと思ったけど、ちょっと無理。
あさは、夏に3時半、冬は4時半に起きて、桶一杯の水を粗末にすることなく洗面
その後、修行の根本である坐禅を一時間、そのころに、東の空がほんのりと白みかかるそうです。
背筋を伸ばして姿勢をただし、静かに息を整えて坐れば、睡眠の延長になること、間違いありません。
その後、朝課(朝の読経)修行僧の一糸乱れぬ読経の声がこれも、1時間余り永平寺の山内に響き渡ります。
その後、行鉢(正式な作法に則り食事をいただくこと)食事は、精進料理と言われる菜食で、食事も大切な修行となります。 ごま豆腐は、好きですけど毎日となるとね。
小さめのステーキでいいけど、厚みは、ツーフィンガーなんて夢に出てきそうですよ。
その後、作務(掃除などの労働や作業)永平寺の修行の中心は、坐禅ですが坐禅だけが、修行のすべてではありません。
坐禅の精神を日常生活に展開していくことが、大切です。作務は、「動の坐禅」といえるものです。
そして、疲れたら伽藍の縁の下で、ちょっと御昼寝、眠ることも立派な修行のひとつです。
そして、入浴も修行、4と9の付く日に入浴するようですが、「沐浴するもの千人なりともその湯 淨きこと、元の如し」このように、作法に則り水を大切に使い、身も心も清浄となる
我が家も、このように心がけて、入浴すれば、身も心も清浄となるとまでは、行かなくとも、
電気、ガス、水道代がずいぶん助かるだろうな?
そんなこんなで、山内の見学を、終わり、寂光院と言うところを見学し鐘を尽かしてもらって、
帰り道に、みどりのシャワーでも、身を清め
受付の前まで戻ったら、2時間半も立ってました。
後は、駐車料金を、只にしてもらうため、1000円以上おみやげ買って
福井インターチェンジめざして、トコトコと 途中で、脂っこい夕食たべて糸魚川に無事到着
ビールのうまさが、ひとしおでした。
何といっても酔っ払いは、入山禁止ですからね。